第30回 月例会レポート 昆 光一郎 【ピンチはチャンス】

今日は、月一回の隆心塾での勉強会の日でした。

毎回、お時間を合わせてお集まりいただき、有り難うございます。

これまでは、会場を借りてリアル開催でしたが、前々回からオンラインでのZOOM開催になりました。

今まで当たり前のことだったことが、今はもう、そうではない。

こんな現実ってあるのだなあと、今更ながらに思います。ということで、レポートです。

1部「アフターコロナをどう生きるか?」

影響を受けていない人はいないわけで、様々な不安を抱えていることがわかります。

人とリアルで会えない、会話もやりづらい、食事もできない、運動も、学生は学校に行けないし、部活どころではないです。

医療関係者は命にかかわることだし、飲食店、アパレル、ホテル旅館、スポーツクラブ、すべてが今までどおりにいかないです。

子どもたちを取り巻く状況も非常に厳しい現実があります。

そこで、新しい生活様式と言われて、変化を求められる。

これをどう捉えるか?そんなの無理だと思考停止するか、それとも逆境を好機と捉えるか。隆心塾生はさすがです。

ほとんどのみなさんが、「ピンチはチャンス」とおっしゃってました!オンラインでのやり取りが増えて、むしろコミュニケーションが密にとれるようになった、という方もいました。

2部 湯浅真澄さんの体験発表

湯浅さんは、特別養護老人ホームで生活相談員としてご活躍されています。

運営の司令塔の役割です。また、現場で学んだことを活かし、人材育成やリーダーシップ、チームビルドの研修やコーチングもやられています。

福祉業界の離職率は他に比べて高いようで、色々な工夫をされているようです。

たとえば、毎朝コミュニケーションの一環としての朝礼で、昨日の良かったこと、新たな気づきを発表しあったり、集中力を切らさないように、前日に日誌でスケジュールを把握し30分単位で業務を振り分けるようにしていたり、研修で学んだことを即実践しているようです。

原田先生のことばでは、「仕事と思うな、人生と思え」が好きで、人生を歩むために仕事があるのであって、ベースは人生、仕事は手段、仕事ありきではない。若いころは、自分のことしか見えてなかったが、たくさんの経験を積み、相手にスポットライトを当てられるように変わっていき、主体変容

気が付いたら、職場内のコミュニケーションが良くなり、雰囲気も変わっていった。以前は理詰めで少々上から目線で物をいう上司だった湯浅さんが、今では180度変わり、いじられキャラに。

ひとまわりも、ふたまわりも器が大きくなったそうです。

こうしてお聴きして思うことは、すべての経験を学びにかえて糧としたことに尽きると思いました。

今後も益々のご活躍を祈念しております。

今回、アフター隆心塾として、オンライン飲み会もありました。こうして、ざっくばらんに話すことで、日頃の日常を離れて、とてもリフレッシュできた気がします。

ありがとうございました。


最後に、今年の11月8日(日)に隆心塾体験発表全国大会(仮称)をZOOMで開催することが決まったことをご報告し、レポートを終了します。来月は日程が決まり次第、グループページで発表するそうです。

お読みいただき、ありがとうございます。