原田メソッド×ITを考える 

こんにちは。森川と申します。2021年12月11日(土)に、『原田メソッド×IT』というテーマで登壇致しました。その内容についてレポート致します。

原田メソッドといえば、原田式長期目的・目標設定用紙」が有名です。インパクトがあります。中学校3年生がここまでの成功のシナリオを作成したということに、多くの人が一様に驚きます。

これは手書きです。原田メソッドでは基本的に手書きを推奨してきました。手を動かして文字を書きつけることにより前頭前野が活性化するという話も交えながらです。

たしかに手書きの方が心がこもりそうです。頭がよく動きそうです。物をよく考えるには実際パソコンやスマホよりも、紙の上でペンを動かして考える…という方も少なくないでしょう。

一方で、「スマホで原田メソッドを実践したい」「エクセルのフォーマットがあったら便利なのに」というリクエストが年々増えています。手書きはつらいです。手が疲れます。一度書いてからの微調整も一苦労することが多いです。「やり直す」というボタンは使えません。コピーペーストもできないし、データ化にもなじまない。だからデジタルで原田メソッドを実践/管理したいという人は増えているのでしょう。

「しかし、やっぱりアナログ・・・手書きの良さもあるんだよな。」

「いやいや、絶対にデジタルの方がよいでしょう。」

・・・

結局どっちやねん!

・・・この、デジタルVSアナログ(手書き)論争?に終止符を打つべく、それぞれのメリットとデメリットをマインドマップ形式で書き出しました。それが、こちらです。

もちろんデジタルが100%勝利ということはありません。

いつまでも手書きに固執するというのも、時代の流れを無視した頑固なる者といえましょう。

それぞれにメリットがあり、デメリットがある。

例えば「考えやすい」のはどちらかといえば、どうやら手書きに軍配が上がりそうです。

でも統計処理や、繰り返し処理、手軽に記録し、場所を選ばず閲覧できるデジタルのメリットはやはり大きいです。

そんなことを、このマインドマップを共有し、またご参加の皆様からのアイディアも頂いたという12月11日の例会でございました。

ご参加の皆様、どうもありがとうございました!