「仕事と思うな 人生と思え」【中村エミリ】

今、私は毎日、心からの幸せを感じています。
特別なことがあるわけではありませんが、めちゃくちゃ幸せです。

それはまさしく、心づくりを行っているからだと思います。
自分が自分の道を歩いている感じがして、ワクワクします。

自分の未来を描き、
心のすさみを除去し、
毎日少しずつでも成長し、
予測と準備を心がけ
感謝の気持ちを持つ

こういうことを毎日行っていることで、不思議なぐらい自分の成長を感じます。

そして、
自分の目標を達成しながら、周りにも貢献をする
という

まさに、成長と貢献の毎日だからだと思います。

振り返ってみると
原田メソッドに出会う前に考えていたことがあります。
『同じことを勉強しても人によって違う結果が出るこのはなぜだろう?』
と漠然と思っていました。

同じコミュニティで一緒に勉強をした人でも、結果を出している人、成長する人、途中でやめてしまう人、頑張っているけどまだ芽が出ていない人がいました。

2018年の夏に、コミュニティ内で電子書籍をそれぞれ出版するイベントがあったのですが、出版できた人もいれば、できない人もいました。

多少の能力の差はあったとしても、なぜ結果が違ってくるのだろう、と思っていました。

そして2019年、原田メソッドに出会い、
目標達成という点に惹かれて、実践を始めました。

これだったら、
継続できない人も継続できるし、
グングン成長できると思いました。

さらに驚いたことに、
原田メソッドは目標達成のためのツールですが
ただの目標達成にあるのではなくて、
人格形成、自立型人間を作ることに優れている、という点です。

原田教育研究所によれば
「自立型人間」とは、「自分の人生・未来を切り拓く勇気と実行力を持つ人」のことをいいます。

原田メソッドは目標達成に焦点があてられてしまいがちですが、
本当の価値はここにあるのではないかと思います。

原田メソッドを実践する中で、主体変容を学び、まさしく自分の考えと行動が変わりました。

今は、人のせいや環境のせいにすることはありません。自分がやるべき事、いくべき道は自分で覚悟を決めていきます。
それこそが、自立型人間であり、何よりも自分らしく生きる事です。

原田メソッドを学んでから、
日誌やルーティンチェック表を毎日実践しています。

そんな中とても思い出深い体験があります

2019年5月認定パートナーになった直後の出来事なのですが、
同年9月に『猫の写真集』を出版し
そして11月に『キンドル出版に関する書籍』を出版した事です

猫の写真集
愛しの猫たちへ ニャンズ・メモリーズ Vol.1: 猫への思いをギュッ
と詰め込みました
」では、

・猫バカなので猫の本を出しておきたかった
・保護猫活動についても紹介したかった
・所属している出版会社の社長が、そろそろどう?って言っていた(笑)

というのが動機でした。

最初は
長目を書いて全体像をつかみました。
4観点や支援者支援内容なども書き出し、
ルーティン行動期日行動も書き出しました。

オープン・ウィンドウ64(OW64)で
基礎思考と行動思考を書き出して、
やるべきことをはっきりさせました。

猫の写真集は私にとって2冊目の出版だったので
やるべきことがわかっていたのも良かったと思います。

2018年の夏の出版の時には、
一冊目だったので、
やり方もよくわからず
ただ勢いだけで出版しました。

猫の写真集の時は、
猫を飼っていない私にとって、写真を集めるのが課題でした。

それで
思い切って友人に声をかけて
「写真とコメント 」をいただきました。

その編集作業中は、
猫バカなだけにとても楽しい至福の時間でした。

写真を提供してくださった方が喜んでくれる姿を思いうかべながら、
見知らぬ猫バカの方が読んでくださる姿を妄想しながら、
保護猫活動をしている友人への少しでも支援になればいいなと思い、
徹夜した事が思い出されます。

そうやって何とか原稿ができたのですが、

原稿をプレビューしてみると、リンクが表示されない?
文字が読みづらい?
などの問題が出てきて、
また一から原稿の手直しをするというハプニングもありました。

出版用にツールをダウンロードしたら、
日本語対応していなかったり、

また他のツールでやっても、リンクが表示されない、
などなど、いろいろな事を試しました。

あの時の絶望感は、たまらなかったですが、
この猫の出版にかけた想いがあったので、
なんとか、やりきる事ができました。

思ってもいないような出来事があり、
期日行動がずれる事もありましたが、
無事に出版できました。

この時には、毎日の日誌で、優先順位を決めながらスケジュールを決めていく事を意識しました。
パレートの法則にある、20%にどれだけ集中できるかを意識したのです。

そして、同じ2019年の11月には
著者として3冊目となる
キンドル出版は自動車免許より簡単って知ってる?」を出版します。

この頃には、自分自身の出版だけでなく、周りへの出版に関するいろいろなサポートもしていました。

・著者仲間を紹介したい!という気持ち
・出版を考えているけど、一歩が踏み出せない人の背中を押してあげたい!
・そして出版自体が楽しかったので、たくさんの人にその楽しさを体験してほしい
という気持ちから出版をすることにしました。

この時立てた私の長目は、

『私、中村エミリは
11月19日までにキンドル出版の本を出して、
著者仲間を紹介し、出版の楽しさを伝え背中を押して、出版パーティーで関係者の方と笑顔で過ごす』
というものでした。

出版する前から
仲間がやってくれるという12月の出版パーティーはすでに決まっていました(笑)
それもあり、11月19日には日本に向けて出発することが決まっていました。

当時の作業を思い出してみると…

著者仲間へのインタビューがありましたので、
その日程を調整したり、文字起こしをしたり、
かなりハードな作業が続きました。

すべてが同時並行していたので、時間のやりくりが一番たいへんだった気がします。

自分ひとりで書き上げる原稿とは違い、インタビューさせていただいた方との原稿チェックのやりとりなどもありました。

ちゃんと11月中に出版できるだろうか?
正直そういった不安や焦りもありました。

そんなネガティブな想いを乗り越えれたのは
原田メソッドの日誌の時間管理を通して、

優先すべきことは何だろう?
明日を最高の一日にするには?
を毎晩振り返りした事だと思います。

おかげで
1ヶ月に渡る作業を
期日行動とルーティン行動で、
なんとか乗り切ることができました。

この期間の私を支えてくれたものは
何のために出版するのか?を
4観点でちゃんと描いていたから、
モチベーションが維持できたんだと思います。

それから、この出版時に
初めて『インタビュー』というものを経験し、
『顔出しFacebookライブ』にも初挑戦しました。

それまでのFacebookライブは、アメリカのイベントを撮影するなど、
自分が映らなくてもいいようなことしかしていませんでした。

とにかく挑戦してみる!
自分で期日行動を決めていくので、やらないわけにはいきません。
どうせやるのなら、楽しもうと思いました。

Facebookライブなども、本当は恥ずかしいのですが、
自分が楽しもうと決めて、心から楽しむことができました。

まさに、
「ブスっとしないご機嫌に」
「パフォーマンス=何を×どんな気持ちで、感情で」
を実感できた体験でした。

おかげさまで
2019年11月に出版する事ができ、12月には日本で出版記念パーティーも行うことができました。

この時の達成感は表現のしようがありません。

嬉しいことに
インタビューさせていただいた著者さんからも、
『その後(ご自身の)著書の売上がのびました』
というご報告も頂きました。

原田メソッドによって、
目標を達成する過程で大切なものを学びました。

私にとって、目標を達成したことも嬉しいことでしたが、
心づくりができたことが何よりも嬉しかったです。

どんな環境であっても、乗り越えられる力、人間力、
それこそが価値あるものだと思います。


どんな状況でも変わる事ができます。
自分さえその気になれば!

0からだって
マイナスからだってやり直すことができます。

自分自身にもそう言えますし、
他人に対してもそう信じる事ができるようになりました。

まだまだ人生はこれからです。
たくさんの目標に挑戦して、
たくさんの目標を達成して、
たくさんの人たちと関わり合いながら、
貢献をめざしていきたいと思います。

『仕事と思うな人生と思え!』
これからも実践していきます。

本当にありがとうございました!