認定パートナーの田村武晴です。
私が原田先生の言葉で一番、心に残り、人生を変えるきっかけとなった一言は、「成功は技術」という言葉です。
はじめてこの言葉を知ったのは、ダイレクト出版で99円?無料?でプレゼントされていたキャンペーンに申し込んだ時でした。
その時、ちょうど私は仕事も家庭もなかなか思う通りには上手くいかず、毎日毎日悩んで、答えがでない日々を送っていました。
それまで、さまざまな自己啓発セミナーやコンサル、コーチなど沢山の費用をかけてサポートしてもらいました。
しかし、おのおの強みや特色のあるすばらしい方ばかりでしたが、誰でも再現性のあるようなものでなく、おのおのキャラクターや経験によるアドバイスで、決して体系だてられたものではありませんでした。
そんな中、松虫中の生徒さんの行動を拝読し、あっ、私が探していたものはこれだ! と気がつきました。
詳しくは原田メソッドの秘密をお読みいただきたいのですが、私自身が原田メソッドを学び、子供たちに伝えたところ、やっぱりうまくいかない4つの問題がありました。
その1つ目が日誌です。
なかなか日誌が続かないと言う問題に出会いました。
これは日誌の内容は問題ではない。そして、本人のやる気の問題でもない。
あきらかに、日誌を継続させる動機づけができない私の問題であり、主体変容するタイミングだと思い、コーチングを活用したり、夢の地図を書くワークをするのでなく、私自身の価値観、行動を見直す時間をつくりました。
自分が正しいと思うことって、自信を持って伝えたくなるんですが、何を基準に正しいと判断したのか?
うまくいった経験が正しいとされる根拠だとしたら、どのような違いがあるか? 自分自信と向き合いました。
車に例えると、高速が安定する車もあれば、小回りがきく車もあるじゃないですか…そういった上手くいったことの原因を探すように、なぜ?私はうまくいったと判断したのか?を探るようなの質問を20個ほどあげました。
(今では、倍以上に増えています)
そのうまくいった環境と、今の環境との違いが、それはたまたま偶然だとしたら?
正直、私も日誌を認定パートナーのみなさんのように上手に書くことはできません、しかし、自分が日誌をうまくかけない状況で、息子も同じように日誌がうまく書けない状況を俯瞰してみて気づいたことがありました。
それは、【目的目標設定シートについて】にも同じようなことが言えるのですが、 日誌を書くことや、目的目標設定シートを書く事は、 あなたにとって、現時点でのあなたの能力、強み、弱みなど全てひっくるめて、 今のあなたにとって、その目的は何のためにあるのか?
その設定した具体的な数値を盛り込んだ目標は、自分の人生においてどんな意味があるのか?を考えることにつながりました。
だから、私が息子に伝えたのは、うまく日誌や目的目標設定シートが みなさんのように上手に書けない息子にとって、 あなたの人生において、 今、あなたがテコンドーで世界を目指す目的目標を立てることは、あなたの人生にとって、どんな意味があるのか?
どんな事を学べたら、もっとも価値のあるものなのか?をじっくり考えよう!と伝え、リビングで夜中になるまで、何日も息子と向き合い、話し合い、相手の話をきいて、自分はどう感じて、どんな気づきをえたか?を何日もかたり続けました。
原田先生の言葉で、一番印象に残っている言葉が、「成功は技術です」という言葉とおり、この原田メソッドというツールとどのように向き合うか?どのように人生に取り入れると良いのか?を考えるきっかけとなりました。
しかし、原田メソッドを、うまくいかないことをうまくいかせるためのツールにしたり、うまくいかないことを克服した状態を目標にしがちだけど、それだと原田メソッドをする行動の裏にある本人が気がつかない潜在的な目的目標が、できないことを克服する という設定になってしまうケースがとても多くなってしまうように感じます。
だから、私は息子の目的目標設定が、自分のダメなところを埋めるために原田メソッドを活用することだけは避けたいと考えていました。
次にルーティンチェック表の活用で、とても多くの気づきがありました。
それは、ルーティンチェック表を積み上げることにより、原田先生から学んだとお り、自己肯定感や自己効力感が増すわけですが、そのルーティンチェック表をスラスラ埋められる長男遼太郎と、ルーティンチェック表をやるモチベーションの上がらない次男ゆうじろうの2人の壁に、私自身がぶち当たった時でした。
もちろんこの時も、常に主体変容するタイミングだと念頭に置きながら、長男はなんのために、ルーティンチェック表を埋めるのか?次男は何のためにルーティンチェック表を埋めるのか?を毎週週末は家族会議のように深夜朝?までやった日もありました。
その時、ふと、産まれてから17歳までの長男と産まれてから14歳の次男をアルバムをみながら、振り返った際、この2人のタイプの違いに気がつきました。
そこで、あるツールがきっかけでこの問題が解決し、今ではルーティンづくりが楽しくて仕方がなくなっている次男ゆうじろうがいます。
そのあるツールとは4観点です。
4観点ワークは、原田先生に教わったとおり時間をはかりながら行ったのですが、あきらな違いに気がつきました。
それは、長男遼太郎の4観点シートは、他人無形がスラスラ書くことができること。
そのかわり次男ゆうじろうは、自分有形がスラスラかけるタイプでした。
もう少し詳しく書くと、遼太郎は、他人有形が圧倒的に描きやすく、そのあとは自分無形、そして他人有形、自分有形はほぼ書けないタイプでした。
次にゆうじろうは、自分有形が圧倒的にスラスラ書くことができ、その後自分無形、他人無形、最後に他 人有形の順に描きやすいすようでした。
この時、気づいたんです。
原田メソッドは目的達成の成功メソッドですが、原田メソッドを子供に対して活用しようとする際、松虫中学陸上部の生徒のように、自分の意思で部活にはいる意識の高い子にむけて、原田メソッドを教え始める場合と、ゲームやテレビばかり見ている次男に、原田メソッドを教えはじめるアウェイ感満載の息子とは、全く違うと言ってしまったら、とても語弊があるかもしれません。
松虫中の生徒さんも、はじめから原田メソッドが得意な子もいれば、苦手な子もいたと思うのです。
うちの長男、次男の4観点の違いを目の当たりにした際に、長男には他人無形を意識しやすくなる声掛けをおこない、他人無形が喜ぶために少しハードルの高いルーティン行動を設定し、ルーティン行動するたびに、他人無形に近 づくような声掛けを行い、次男には、自分有形につながる声掛けをすること、自分有形につながりやすいルーティン行動を積み重ねるたびに、自分有形に近づくような声掛けを行いました。
結果余談ですが、このコロナ禍、桐光学園高校1年の次男は、高校に退学届をだし、今ではN高校に編入し、日々、ルーティン行動の積み重ねが楽しくて仕方がないようです。
今の目標は、海外を見てみたい。自分で稼げるようになりたいと、やはり自分有形、無形のオンパレードな次男になっております。
最後になりますが、長男が17歳の時、テコンドー世界大会へ出発する前日、テコンドーでメダルをとるの は通過点、そのあとは行きたい大学もぼんやりだけどいくつか絞ったし、将来どんな仕事をしたいか?も考えたから、聞いてくれる?と語り明かしたのがとても印象に残っています。
結果は原田先生のおかげで、志望校の一つであった慶應藤沢湘南キャンパスSFCで、 環境情報などを学んでいます。
以上が、私が、原田先生からの言葉で、「成功は技術」という言葉が一番印象に残った理由です。
以上、お読みいただきありがとうございました。