第41回隆心塾レポート 2021年5月23日(日) 【昆光一郎】

こんにちは。

西日本では、5月の半ばで早くも梅雨入り。異例の早さでの季節の移り変わりに少々困惑の方もいらっしゃると思います。

そんな中、今日は全国的に雨は小休止、天気に恵まれた日曜日、お集まり頂きました。

5月の月例会のレポートです。4月に続いて、原田メソッドに新たな変更点があり、それをシェアすることが、今回の隆心塾の目的でした。

変更箇所は、ペアコーチングシートの質問の言い回しでした。

コーチングとは

その前に、少しコーチングについて、おさらいです。

コーチングは、そもそもどんな行為のことでしょうか?

コーチングとは、コーチがクライアントに質問を投げかけてゴールに導く方法です。

よく原田先生は、ティーチングと比較されますが、ティーチングは教えること。要は受け身です。

一方のコーチングは、主体的。自ら考えてもらうこと。質問することにより、相手に気付かせる。かといって、誘導尋問になってもいけません。

この辺の塩梅は、経験によるところが、大きいです。

また、コーチの役割は、• 達成目標に導く• 方法や長所を引き出す• 自信を高めることです。

信頼関係の構築の上に成り立つ

また、コーチングを行う上で欠かせないものがあります。

それは、ラポール(信頼関係)です。

次の2つを心掛けます。

傾聴→しっかり聴くこと。感情・気持ちを聴く(4観点の無形)

承認→相手を認める。存在肯定のストローク

コーチングシートの変更点

コーチングシートの質問に、以下太字が付け足されました。

心をきれいにし、続けることで強くするために何をしますか? (家庭、職場での清掃奉仕活動の欄)

目標達成のために毎日、ないしは定期的に繰り返して行うことがありますね。どのようなことを実践しますか? (ルーティーン行動の欄)

細かい点ではありますが、こだわりたいところでもありますね。

実践しよう!

後半では、以上のようなことを踏まえて、実際にペアコーチングを15分ずつ行いました。

15分では慣れないと、すべてのシートを埋めるのは大変ですが、相手の言わんとしていることを引き出すことは、可能だと思いました。

時間をかければ良いわけではないですね。

また、お互いに会話をすることで気持ちが高揚します。

たとえカメラが無くて音声のみでも、集中すれば、高低、声質、抑揚、語尾、などから感じることが出来そうです。

そしてなによりも、コーチングを受けるほうも、する側も、心のコップが上向きます。

これは、はっきりと感じ取れました。

ペアコーチングを武器にしよう

今回、ペアコーチングを取り上げてみて思ったことがあります。

新型コロナウイルス感染症が拡大し続けるなかで、感染への不安、先の見通せなさ、感染対策の疲れなどにより、こころとからだのバランスが崩れやすくなっています。

こうした変化は、誰にでも起こりうる自然な反応なのですが、長引いて過度に反応してしまうと、不調の原因になり得ます。

そうしたことを防ぐためにも、ペアコーチングをまわりの方と行うことは、とても有効だと実感したしだいです。

わたしたちは、そんな素晴らしい技術を、もっと言えば武器を授かっていることに、今更ながら気づきました。

編集後記

今月はいかかでしたか?

最後のところにも書かせて頂きましたが、学んだことを活かせると、周りも、自分もしあわせになれますね。

そんな実践の場所としても、隆心塾のコミュニティを活用してくださいね。

次回のお知らせです。6月19日土曜日、原田メソッドのチャリティーセミナーとの共同開催を予定しております。

内容が決まりしだい、真っ先にお知らせしますので、ご期待くださいませ。

今後、ぜひ、アウトプット体験発表や、プロデュースをやってみたいという方は事務局まで、ご連絡いただけると幸いです。

それでは次は、6月19日(土)に開催です。

梅雨空の続くうっとうしい時期だと思いますが、みなさんで雨雲を吹き飛ばしていきましょう!

また、お会いできると嬉しいです。

(昆光一郎)